ホワイトデーにハンカチ [雑感]
バレンタインデーのチョコのお返しはハンカチにする事が一番多い。
何枚かセットする中に必ず、縁を刺しゅうしてあったり、
リボンの飾りがついていたり。だからか、それが私の好みと思って何かの時、
たとえば誕生日の時とかに、そのようなハンカチを貰った。
だけどなぁどうしよう。それを使っていたらちょっと失敗。
「野菊の如き君なりき」の映画を見に行った。やっぱり泣いた。
斜め前に座っていた、いい歳のどっかのおじさんがハンカチを
出して目にあてていた。はじめて見たのは、高校の時、
学校の映画教室でだった。その前日、化学かな、朴訥ともいえる先生が、
その映画は泣けるんですよと、言っていた。フンとも思ったけど、
私も泣いた。泣いた。我ながらあれ~。50年ぶりに見てまた泣いた。
文化庁と東京国立近代美術館フィルムセンターの優秀映画鑑賞推進事業
とか称する、昭和の名画鑑賞会シリーズで、木下恵介の「二十四の瞳」や,
「喜びも悲しみも幾年月」などと一緒に4本一日がかりでの上映会に行った。
ハンカチを目に当てた。痛いのだ、痛い!。刺しゅうが目に当たって。
刺しゅうや飾りが付いているハンカチは、涙が拭けない!
両親が死んでも泣かない自分としては気が付かなかった。
どうしよう今年のホワイトデーの買い物!ウーン。
だいたい旦那が自分でみんなのを、買いに行けばいいんだ、一度くらい。
現役時みたいに件数は多くないんだから。
2018-03-05 22:58
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